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店名のない隠れたる名店 “熊野神社の焼鳥屋”
“熊野神社ノ焼鳥屋”の店構えのイメージ
熊野神社ノ焼鳥屋”の料理のイメージ
“熊野神社ノ焼鳥屋”の店主のイメージ
人によって呼び名が違う店というのも楽しい。雑誌などで紹介される広く知られた有名店でもない。しかし、長い年月、人から人へ確実に口コミで伝えられて、とくに“鶏好き”にとっては、知る人ぞ知る名店となったようです。開店時間の夕方5時半には、毎日のように行列ができています。開くと同時にあっという間に10席は満席になってしまいます。閉店は、10時頃ですが、その日のネタがなくなったら自動的に店を閉じるそうです。
人気のメニューから先を争うように売り切れていきます。店の前身は、熊野神社の境内にあった屋台で、昭和28年から38年までお父様が開かれました。その後いまの場所に移ってお母様が継ぎ、昭和50年から現在のご主人、木村晴雄さんに継がれました。
炭の強火で一気に焼き上げる鶏は、表面はカラッとして中はとてもジューシー。どのネタも十分なボリュームがあります。「ぼくは一日昼12時と夜12時の二食。店が開いてるときは、無理にぺこぺこの空腹状態にしています。自分が心底、喉から手が出るほど『食べたいもの』それだけをお客様にお出ししています」とご主人。まさに『焼鳥道』を貫いているかのような頑固一徹な店なのです。
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